マンガエッセイ4コマ

プロクラスチネーションは悪いことではない!?先延ばしにも良い面がある理由とは?

参考書籍

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 [ アダム・グラント ]

「本書は、“本性”としてリスクを回避しようとする“ふつうの人々”が (ふつうの人だからこそ)、流れに逆らう不安や恐怖をはねのけて、 “オリジナルな何か”を実現させるためのさまざまなヒントを数多く含んでいる」 (「監訳者のことば」より)

オリジナルなことを実現して成功している人たちの中身は、私たちとさほど変わるものではない。彼らも、みなと同じような恐怖や不安を感じている。しかし、何が違うかといえば、「それでも行動を起こす」ということだ。「失敗することよりも、やってみないことのほうが後悔する」 彼らはそのことを、身をもってわかっている人たちなのである。

プロクラスチネーションとは、やらなければいけないことを後回しにしてしまうことを指します。

多くの人は、この先延ばし癖を悪いと考えていますが、実は先延ばしにも良い面があるのです。

まず、先延ばしをすることで、自分自身がよりよい結果を出すために必要な情報を集めたり、考えたりすることができます。

また、短期的なタスクを先送りすることで、長期的な計画を立てることができるため、大局的な視野を持つことができます。

さらに、プロクラスチネーションは創造性を刺激することがあります。時間的なプレッシャーがない状態では、自由な発想をすることができ、新しいアイデアを生み出すことができるのです。

ただし、先延ばしをしすぎると、やらなければいけないことがどんどんたまっていき、ストレスや不安が蓄積されることになります。

そのため、適度に先延ばしをすることが大切です。

先延ばしをすること自体は悪いことではなく、うまく利用することができれば、より効果的に仕事をこなすことができます。

しかし、自分がやらなければいけないことを先送りにしすぎないよう、適度なバランスを心がけましょう。

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