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オリジナルなことを実現して成功している人たちの中身は、私たちとさほど変わるものではない。彼らも、みなと同じような恐怖や不安を感じている。しかし、何が違うかといえば、「それでも行動を起こす」ということだ。「失敗することよりも、やってみないことのほうが後悔する」 彼らはそのことを、身をもってわかっている人たちなのである。
プロクラスチネーションとは、やらなければいけないことを後回しにしてしまうことを指します。
多くの人は、この先延ばし癖を悪いと考えていますが、実は先延ばしにも良い面があるのです。
まず、先延ばしをすることで、自分自身がよりよい結果を出すために必要な情報を集めたり、考えたりすることができます。
また、短期的なタスクを先送りすることで、長期的な計画を立てることができるため、大局的な視野を持つことができます。
さらに、プロクラスチネーションは創造性を刺激することがあります。時間的なプレッシャーがない状態では、自由な発想をすることができ、新しいアイデアを生み出すことができるのです。
ただし、先延ばしをしすぎると、やらなければいけないことがどんどんたまっていき、ストレスや不安が蓄積されることになります。
そのため、適度に先延ばしをすることが大切です。
先延ばしをすること自体は悪いことではなく、うまく利用することができれば、より効果的に仕事をこなすことができます。
しかし、自分がやらなければいけないことを先送りにしすぎないよう、適度なバランスを心がけましょう。