親ガチャなんて言葉を使ってみましたが、「家族にわがままな人がいて、家にいても安心できない」「学校や仕事で疲れてるのに、家でも家族のことで疲れることがおこる」そんな方のことです。
そして、「家族のことが好きだし、なんとかしてあげたい」と思ってる優しいあなた、「独りぼっちでそれを自分のせいだと思ってる」あなたに、おすすめです。
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貧乏な中学2年生だった作者が夢をかなえるマジックを教えてもらい、脳外科医になるお話です(実話)
中学2年生の頃の作者「お腹すいた」「お父さんが今夜もお酒を飲んで暴れたら嫌だな」「またお母さんが薬をいっぱい飲んで入院することにならないかな」「お兄ちゃんがいじめられていたら助けてあげなきゃ」「この家の家賃は払えるかな?また追い出されるのかな?」
そんな心配こどで頭の中がいっぱいなんです。
こんな状況では、自分の夢や目標について考える暇もないでしょうね。目標はまず持たないと叶えられませんからね。
私も同じだったのでわかります。私の初詣のお願いごとは「両親が仲良くなりますように」でした。ええ、叶いませんでした。大人になって考えると、普通の子たちは「〇〇大学に受かりますように」とか自分のことを願ってたんだろうなと思います。
同年代の子たちは、自分のことだけ心配していたらいいし、なんなら親が将来について一緒に考えたりサポートしてくれたり、羨ましいですよね。
世界中のみんなに「〇〇大学に受かりますように」なんて自分のための願いを持ってほしいです。
脳が変わると、人は変わる。それは科学で証明された真実だ。でも、もっとすごい真実は、心が変わるとすべてが変わるということだ。世界に対する自分の見方が変わるだけでなく、自分に対する世界の見方が変わる。そして自分に対する世界の反応が変わる。
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作者が教えてもらった夢を現実にするマジックとは、
マインドフルネス瞑想のことです。聞いたことあるとおもいます。
マジックは4種類あります。
- いまの自分自身への気づきを高めるワーク
- 頭の中でガンガン喋っている余計な雑念を黙らせるワーク
- 心を開くワーク、他者への思いやりや共感を高め、目の前の人や出来事をあるがままに受け入れることを促します。
- なりたい自分を描くワーク(これが夢をかなえるワークです)自己肯定感を上げ、行動力を促します。
私は、「家族で誰も大学も行ってない貧乏な子が、夢を叶えて脳外科医になった!マジックてすごい!」とは思いません。だってマジックだけで脳外科医になったとは思わないので。
きっと作者はすごく努力したと、思うんです。
あ、でも脳の専門家である作者が書いてましたが、マインドフルネスによって記憶力が上がると証明されてる、らしいです。
瞑想が、集中力と記憶力と複雑な概念の学習力を高めることは研究で証明されている。
私はマジックによって、幼い彼が、「親と自分は違う人間だ」ということに気がつけたことが素晴らしいと思うんです。
家族はただの家族になり、毎日僕に痛みを与える傷ではなくなっていった。自分が父とも母とも兄とも姉とも違うことが、はっきりと見えてきた。僕は僕だ。
お酒飲みすぎたり、うつ病の薬を大量に飲んだり、そんな親でも自分の親で愛してるから助けてあげたい。と思いますよね、でも自分の問題は自分で解決するしかないんです。自分の機嫌は自分にしかとれないんです。自分のことをどう扱うかを決めているのは自分なんです。両親のことは助けられません。
マインドフルネスによって作者は若くしてそれに気がつけます。
私がそのことに気がついたのは30代になってでした。もっと早く自分を1番大切にし、自分に集中したかったです。
あと、とにかくこの本は泣けます!たぶんマインドフルネスやりながら読んだりすることになると思いますが、心が開きっぱなしで、自分と同じ経験をした作者からの優しいメッセージを感じ、涙がでますよ。
僕には価値がある。愛されている。大切にされている。僕は他人を大切にする。自分のためにいいことだけを選ぶ。他人のためにいいことだけを選ぶ。僕は自分が大好きだ。他人が大好きだ。僕は心を開く。僕の心は開かれている
家族のことで、苦しんでる方に読んでほしいです。
本で印象深かった言葉があるので、書き留めておきたいと思います。
「自分の価値を他人に決めさせない」
他人に何言われても気にしない。自分の価値を他人に決めさせない。
自分のマジックを信じるんだ。